おやこCANトップ > 特集:足首をやわらげるほぐしあそび

特集 犯罪に巻き込まれない!安全力を身に付けよう

子どもの成長に大切なことの一つが「足首のやわらかさ」。
足首をやわらげ、冬に起こりやすい体の不調を防ぐほぐしあそびを紹介します。

指導/小澤るしや(アートヨガ・ムーヴ副主宰)
監修/小澤直子(アートヨガ・ムーヴ主宰)
構成・文/小園まさみ イラスト/高村あゆみ

 
ほぐしあそびってなあに?

 ほぐしあそびは、大人向けの「アートヨガ」を子どもでも楽しくできるようにアレンジしたもの。体と心の緊張をやわらげながら、子どもの成長にとって大切な足腰の力や、背骨の力を育てる遊びです。
 今回のテーマは足首。足首をやわらげることで、風邪や便秘など、冬に起きやすい体の不調を防ぎます。楽しみながら足首をほぐして、親子で元気に過ごしましょう。

ほぐしあそびで大切なこと
 

カエルのように元気に跳んでみましょう。2歳から楽しめる遊びです。

かえるの形で座る。

 

「ゲコ」と言いながら、真上にジャンプする。

 

ひとことメモ

ひざを深く曲げて跳ぶ遊びを繰り返すと、アキレス腱が伸び、ひざと足首をやわらかく使うことができるようになります。
また、重心が低くなって安定すると、気持ちも落ち着くので、緊張したときや、気持ちが高ぶりそうになったときにも効果的です。

●ポイント
「息を吐きながらやろうね」と言っても、子どもには伝わりにくいもの。ジャンプするときに「ゲコ!」と言うことで、自然と息を吐くことができ、体がほぐれやすくなります。

やってみよう!
慣れたら、跳びながら前に行ったり後ろに行ったりしてみましょう。

 

簡単そうですが意外とハード。3〜4歳から挑戦してみましょう。

手をチョキにして、カニのはさみの形を作り、しゃがむ。

1歩ずつ息を「ふっ」「ふっ」と吐きながら、腰を落としたまま横に歩く。反対方向にも同じだけ進む。

やってみよう
いろいろな大きさのカニになって、遊んでみましょう。

小さいカニ

できるだけ小さくなり、狭い歩幅で、少しずつ横に進みます。1歩ずつ、息を短く「ふっ」「ふっ」と吐きます。反対方向にも同じだけ進みましょう。

 

「ふーっ」と長く息を吐きながら、片足を大きく踏み出します。足を伸ばしたほうに、おしりを移動させ、もう一方の足を引き寄せます。反対方向にも同じだけ進みましょう。

ひとことメモ

足腰をしっかり使うので、便秘に効果的です。また、呼吸と動作を合わせる癖がつくと、運動能力がアップしたり、転んだときに、けがをしにくくなったりします。

 
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楽しい歌に合わせて、体と心をほぐしながら、背骨や足腰の力が自然と鍛えられる遊びがいっぱいです。