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スリーアールズ

 英語でも日本語でも3のつく言葉は案外多いものです。絵本の世界では「三匹のこぶた」「3つの願い」「3枚のお札」「3匹のヤギのガラガラドン」などが有名ですね。ことわざの世界でも「石の上にも3年」「3人寄れば文殊の知恵」「桃栗3年柿8年」などが、また、四字熟語では「三日坊主」「三日天下」「三位一体」「三百代言」などがありますよね。実に面白いものです。

 タイトルのスリーアールズ(3R‘s)は何を表しているのでしょうか。これは、reading(読み)、writing(書き)、arithmetic(計算)の3語に共通して含まれる「r」を取っての略称のことを指します。

 中世のヨーロッパの都市において商業の発展と共に庶民階級に必要な教育として「読み」「書き」「計算」の要素が求められたのです。その後社会の歴史的発展に伴って、言葉の意味合いが微妙に変わってきていますが、現在においてもこの「読み」「書き」「計算」は教育における基礎となるもので重要な位置を占めていることには変わりありません。日本では、江戸時代、町人の実生活での必要性から、子どもの習い事として「読み」「書き」「そろばん」の3つが求められました。洋の東西を問わず、共通しているのは大変興味深いものですね。 

 話は変わりますが、脳科学者である東北大学の川島教授は光トポグラフィを使った実験で、複雑な思考を要する案件よりも単純な計算や音読が脳を活性化させるとの実験結果を得ました。また、「読み、書き、計算」の教材を媒介にした子どもと指導者(家庭では親)の良好な関係が良い影響をもたらすというのです。

 いずれにしましても、これらのことから教育の基盤をなすのは、やはり、「読み」「書き」「計算」だということがわかりますね。幼児の知的好奇心から派生した文字や数に対する興味を上手に引き出し、小学校へとスムーズにつなげていけるとよいですね。

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