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アイコンタクト

 通常、人と接するときに相手の目を見て話します。この相手の目を見てコミュニケ ーションを図ることをアイコンタクトと言います。まあ、ごく自然な行為ですが、たまに相手の目を見ないで話す人もいますよね。恥ずかしいのか言いにくいことを言わなければならなくてなのか、ちょっと考えてしまいます。

 相手から、特に、父親や母親、あるいは、大好きな園の先生が優しく見つめて話しかけてきたら、子どもはとっても嬉しいものです。見つめられるということは、自分が受け入れられているということにほかなりません。アイコンタクトにより、子どもは、自分のしたことが無条件に受け止めてもらえていると感じられ、幸せな気持ちになるのです。

 このように相手(子ども)の目を見て話すことは大事なことですが、だからといって、じいっと凝視することはかえって緊張感を与えてしまう場合がありますので、注意は必要かもしれませんね。  

 子どもに対する上手なふれあいは、やはり、優しい言葉かけ、それも、笑顔と優しいまなざしをともなうふれあいにつきるのではないでしょうか。子どもはほめられて伸びていきます。「北風と太陽」の寓話ではありませんが、やたら厳しい方法よりもぬくもりのある触れ合いが有効であることは言うまでもありません。

 このアイコンタクトの方法も同様です。いそがしいお父さん、お母さん、それに疲れているお父さん、お母さんたちでしょうが、どうぞ、子どもの情緒が安定し、心豊かに育っていくために優しいまなざしのアイコンタクトをお願いします。 昔の人はうまいことを言いました。まさしく「目は口ほどに物を言う」ですね。

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