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よい子を作る、親の安定した情緒

 子どもとの触れ合いに限らず、周囲の人たちとおだやかに接することができるのは自身の心が安定しているからです。たとえ子どもの不始末に接しても、また、隣人の不愉快な行為に対しても、自分自身の心が安定していれば少々のことは我慢できますし、そのことで心が乱されることもありません。それほどに、安定した心(情緒)は人との関係を良好に保っていくために大事なものなのです。

 子どもに対するいらだちは、多くの場合、子どものわがままや、まだ物事ができていないことなどが原因でしょう。しかしそういう場合でも、母親自身の心が安定していれば、笑ってすます余裕が持てます。子どもも母親のそんな態度を見て安心し、いたずらでいえば、次はやめようかなと思ったり、何かに挑戦している場合は、できるように頑張ろうと思ったりするなど、大概はプラス思考になるものです。

 そうはいっても、子育て真っ最中の日常にはイライラすることも多いでしょう。また、ついつい「なんでこんなことができないの!」と叱ることもあるでしょう。生身の人間ですから無理もありませんが、そういったいらだちを極力抑える方法があります。

 それは家族関係です。穏やかな安定した情緒を保って子育てをしていくためには、安定した家族関係がなにものにもまして大事になります。まずは、夫婦の円満な関係が基本です。夫婦の関係が良好に保たれていれば、父親も母親もおだやかな気持ちになり、家庭の中に笑顔がたくさん生まれます。そういった環境のなかでは、おのずから子どもにも影響し、子ども自身も安定した心になってきます。

 くれぐれも、ご夫婦円満がよい子を作る最大の条件であることをお忘れなく。

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